News&Topics 鮫川校の活動
鮫川校、最後の日。
3月31日(木)、鮫川校最後の日となりました。
就業時間が近づくと、関根村長様、武藤教育長様らが来校され、校長と分校長に花束を贈呈していただきました。
その後、鮫川村の村内放送では、武藤教育長のお別れの言葉と校歌が流され、最終日に駆け付けた職員一同、感慨深く聞き入っていました。
最後の最後まで、村に愛された鮫川校でした。
「卒業証書授与式」と「閉校式」を挙行しました。
3月1日(火)、最後の「卒業証書授与式」を挙行しました。14名の卒業生が鮫川校74年の歴史と伝統を胸に刻み、未来への希望を抱えて学び舎を巣立ちました。
卒業証書授与式後、すぐに「閉校式」が挙行されました。本来であれば、多くの方々をお招きして実施されるところではありますが、新型コロナウイルス感染症の影響により、最小限の規模での閉校式となりました。
鮫川校に対する同窓会の皆様、村民の皆様の弛みない愛情を感じつつ、惜しまれながら74年の歴史に幕を閉じました。
『閉校式』について
令和4年3月1日(火)に閉校式を挙行いたします。
なお、新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するため、出席者の制限をすることといたしました。
つきましては、一般の皆様方の出席は見合わせていただきますようご連絡申し上げます。
鮫川和紙で卒業証書を作りました。
1月18日(火)、19日(水)の2日間、「鮫川和紙の家」を訪問し、紙漉き体験を実施しました。
初日は、鮫川和紙の歴史や制作工程を学んでから、紙漉きに慣れるための練習をしました。二日目は、和紙による自分たちの卒業証書作りに挑戦しました。水は冷たく、慣れない道具で苦戦する様子も見られましたが、齋須寛一様の御指導のもと、卒業証書となる鮫川和紙を作ることができました。
生徒からは「紙漉きを通して、鮫川村の文化や和紙の歴史を学んだ」「ものづくりへの思いや昔の人々の苦労・知恵を知った」「伝統的な和紙で自分の卒業証書を作るという特別な経験ができた」などの感想がありました。
合同球技大会(安積御舘校と)
12月14日(火)、同じく今年度で閉校となる安積高校御舘校と合同球技大会を行いました。
御舘校にお邪魔し、バドミントン、ドッジビー、玉入れ、バレーボールと、様々な競技を大いに楽しんでくることが出来ました。
今年度で閉校となる両校ですが、最後の年の大変良い思い出となりました。
認知症サポーター養成講座を実施しました
12月9日(木)に認知症サポーター養成講座を実施しました。最初に、認知症の種類や認知症になったときの症状、認知症の方への接し方などについて講義していただきました。次に、講義の内容をもとに、場面ごとの対応についてグループで考え、実際の接し方を発表しました。最後に、重りや視野が狭くなる眼鏡、イヤーマフをつけることで高齢者の方が普段どのような行動制限があるのか疑似体験しました。生徒から「今回学んだことを生かし、思いやりをもって接したい」「認知症の方やその家族の助けになりたい」といった感想が挙げられ、とても有意義な時間となりました。
鮫川村を巡る「村内体験学習」
11月22日(月)、3年間を過ごしてきた鮫川村をもっと知り、名所を巡って思い出の一つとするため、村内体験学習を実施しました。
鮫川校から貸切バスで出発し、まずは「天狗橋」に行きました。その後「鹿角平観光牧場」で昼食をとり、さらに移動して「江竜田の滝」を見ました。最後に「歴史民俗資料館」で貴重な資料を見た後、「舘山公園」を歩いて学校に戻ってきました。
これまでの学校生活では、村の名所に足を運ぶことがなかったため、卒業を前に村への理解を深める良い機会となりました。今回の思い出と鮫川村の魅力をこれからも忘れずに一人ひとりの人生を歩んでいってほしいと願います。
最後の「クリーン運動」
11月12日(金)、これまで鮫川校の伝統として続けてきた「クリーン運動」もこの日が最後となりました。
10月実施予定が雨で延期となり、この日も出発前に小雨が降って心配されましたが、無事に実施することができました。
たった14名の生徒達に、できることは限られていますが、一人ひとりが感謝の気持ちを持って懸命に取り組んでいました。
3月に閉校となり、こうした活動はできなくなりますが、この素敵な鮫川村が、いつまでもきれいでありますように・・・
最後の「風のまつり」
11月5日(金)、飴細工職人の水木貴広様をお招きし、鮫川校最後の「風のまつり(芸術鑑賞教室)」を実施しました。
生徒たちは初めて見る飴細工に興味津々で、”和の瞬間芸術”に魅了されていました。
昔は近所のお祭りで見かけることがありましたが、最近では職人さんの数も減少しているそうで、江戸時代から続く職人技を肌で感じた貴重な時間となりました。
のれんを届けてきました!
10月26日、村民保養施設さぎり荘にて「のれん贈呈式」が行われました。
今年度で閉校を迎えるにあたり鮫川校があった証として、鮫川村社会福祉協議会様からさぎり荘の「のれん」を作成してほしいと依頼を受け、文芸部・家庭部の部員でのれんを作成しました。
のれんを作成した生徒は、「温泉に入りたいと思ってもらえるように心をこめて作った」「のれんを見たみなさんに喜んでほしい」「鮫川校があった証を鮫川村に残すことができて良かった」など、それぞれの思いを抱いていました。
このような活動をさせていただき、大変良い経験となりました。ありがとうございました。