News & Topics 鮫川校の活動

News&Topics 鮫川校の活動

にっこり 「キャリア探索プログラム」を実施しました

 11月22日(水)、ハローワーク白河学卒ジョブサポーターの大越浩文様を講師に、1・2年生を対象とした講演会「キャリア探索プログラム」を行いました。
 講演では、「正社員と比べてフリーターであることがどれだけリスクのある選択か」「目的を持ってこれからの高校生活を送るべきだ」「働き始めたら相手にリアクションを返さなければならない」などのお話がありました。講師の大越様は常に生徒たちに問いを投げかけながら、データに基づいたお話をしてくださいました。
 大越様の講演を聞いた生徒たちからは、次のような感想が寄せられました。

 「自分はどんな人間になりたいか、自分の就きたい職業は自分に合っているのかなどについて、自分と向き合っていきたいと思いました」(2年女子)
 「自分史シートを作成して、小学生時代の自分はどんな人間だったか振り返ることができました。そして、将来の夢を改めて思い描くことができ、進路実現に向けてまた一歩進むことができました」(1年女子)


 現2年生にとっては、就職試験解禁まですでに10か月を切っています。本日の経験を、今冬や来春の進路活動に生かしていってほしいと思います。

 
  ほとんどの生徒が講師から直接質問を受けました。    


正社員とフリーターの生涯年収の違いを
札束のモデルで紹介しているところ。

「税に関する高校生の作文」に入賞しました

 鮫川校3年の矢吹沙耶香さんが、今年の「税に関する高校生の作文」で「白河地区租税教育推進協議会長賞」を受賞し、11月20日(月)に当校校長室にて表彰式が行われました。表彰式では、白河税務署長様より賞状と記念品が手渡されました。
 矢吹さんは今回の作文で、「税金がなかったら」「アメリカと日本の税制の違い」などの視点で自分の考えを述べましたが、作文を書き進める中で、税の重要性を改めて認識することができたようでした。
 3年生は来年から社会人として税金を納める立場になります。今回、この作文に取り組んだことが、税の重要性やその用途について理解を深める契機となってくれることを祈っています。
 お忙しい中ご来校いただきました白河税務署の皆様、賞を授与してくださいました白河地区租税教育推進協議会の皆様に心から感謝申し上げます

にっこり 焼き芋、収穫の秋

 11月17日(金)、一年生が焼き芋にチャレンジしました。
 鮫川校の一年生は、例年「総合的な学習の時間」の中で大豆の栽培・加工を行っていますが、今年は大豆栽培と並行して畑の一角でサツマイモを栽培してきました。品種は、高糖度で密芋として評判の「安納芋」と、古くからの定番品種である「紅あずま」の二種。大小合わせて70本のサツマイモが収穫できました。
 穴掘り、芋並べ、落ち葉投入、火起こし、火の調節、掘り起こしと進む作業の中、「煙が目に染みる!」「落ち葉持ってきて!」の声が秋空のもと響き渡りました。灰の中から掘り起こしたサツマイモにかじりつく生徒の表情は、皆「ほくほく」でした。
 一年生の「総合的な学習の時間」は、今後大豆の加工とこれまでの成果のまとめへと駒を進めていきます。現在、12月に行われる鮫川村文化祭での発表に向けて、学習の成果を壁新聞にまとめているところです。お時間がありましたら、是非村の文化祭へ足をお運びください。

  
   芋を包んでいます         燃やすのは脱粒後の大豆の茎    後始末もきちんと行いました

にっこり 第二回防災避難訓練を実施しました

 11月15日(水)、第二回防災避難訓練を実施しました。今回も6月の訓練に引き続き、棚倉消防署鮫川分署の皆様にご指導いただきました。
 初めに、地震ののち家庭科室から出火したとの想定で避難訓練を行いました。生徒は前回の訓練以上に迅速かつ真剣に避難することができており、その様子からは生徒の成長をうかがうことができました。
 避難訓練に引き続き、AED(自動体外式除細動器)を使用した心肺蘇生に関する講習が行われました。生徒たちは消防署の方から「大丈夫ですか」「○○さん、AEDを持ってきてください」「○○さん、119番通報をお願いします」といった言葉のかけ方を教えていただくとともに、人形を使った胸骨圧迫やAED操作の実習を通して救命方法の一端を学びました。
 現在、公共的な場所の多くにはAEDが設置されるようになってきました。鮫川校の職員室にもAEDが備えられています。今回の講習を機に、万が一の際には生徒の皆さんが躊躇することなくAEDを使用し、人命の救助にあたってくれることを願っています。

  
           避難完了         胸骨圧迫の実践中       AED使用時の注意喚起

大豆の脱粒を行いました。

 1年生が「総合的な学習の時間」の中で半年がかりで栽培してきた大豆の脱粒を行いました。今回も鮫川村在住の鈴木寛重様に一からご指導いただきながら、昔ながらの方法で作業を進めました。
 雨の多かった今年、収穫の段階では一粒一粒の「ハリ」が心配されましたが、いざ脱粒を終えてみるとそんな心配はどこへやら。生徒たちが叩く棒の先からは、まるまるとした大豆が勢いよく飛び出してきました。
 例年ですとこの大豆たちは「豆菓子」へと生まれ変わり、卒業式の日に生徒、保護者、来賓の方々へ配られます。今年は昨年よりも収穫量が多かったため、「豆菓子」+αのものが作れるかもしれません。今からそれが楽しみです。