News & Topics 鮫川校の活動

にっこり あの戦場カメラマンが鮫川校にいらっしゃいました

 地域の皆様を始め、関係各方面の皆様方のご支援、ご尽力のお陰をもちまして、鮫川校は今年、創立70周年を迎えることができました。これを記念して、11月9日(金)に戦場カメラマンの渡部陽一さんを講師にお迎えした記念行事を開催しました。

 渡部さんの講演に先立ち、鮫川村副村長の白坂利幸様、同窓会長の鷺野谷弘行様からお祝いの言葉を頂きました。それらの言葉を受けて、生徒会長の佐藤心治君は「伝統を引き継ぎつつ、自分たちの未来を新たに切り拓いていきます」と決意を表明していました。

 講演は、テレビでおなじみの、あのゆっくりとした、とても聞き取りやすい話し方で進められました。渡部さんは講演の中で、「なぜ自分は戦場カメラマンになったのか」「戦争が起こってしまうのはなぜなのか」について、写真や映像を用いながら、身振り手振りを交えて、熱く語ってくださいました。質疑応答の中では、「戦場での危機管理はどのように行われるべきか」について、自らの体験にもとづいて話してくださいました。

 一時間にわたる講演の最後に、渡部さんは生徒たちに対して、「どんどん外国に飛び出して、世界中の声を自分で聞いてほしい。それが今後の勉強や仕事、スポーツ等の支えになる。安全第一で世界に飛び出して欲しい」と語りかけてくださいました。この言葉は、この国の未来を担う生徒たちにとって、大きな指針となりました。

  

 

生徒たちも、お客様の受付などを担当しました。「うまくできるか不安です」と漏らしていた生徒も、徐々に立派な対応ができるようになっていきました。

   

表情豊かに、身振り手振りを交えて熱く語る渡部陽一さんの姿に、皆聴き入りました。

お礼の言葉をお伝えするとともに、花束を贈呈しました。

 

行事終了後にまさかの展開!渡部さんのご厚意により、全校生徒と一緒に記念撮影が行われました。破顔一笑の一枚。渡部さん、ありがとうございました。

 

 本日の行事は、「鮫川校振興会」並びに「鮫川校同窓会」のご支援の元、開催することができました。「鮫川校振興会」は、地元鮫川村が鮫川校の教育活動を支援するために設置してくださっている後援団体です。今回の行事は、鮫川村の皆様のご支援がなければ実現しませんでした。講師の渡部陽一さんはもとより、ご臨席くださいました皆様、鮫川村の皆様に、この場をお借りして改めて御礼申し上げます。