News & Topics 鮫川校の活動

にっこり 森林学習を行いました

 12月5日(火)、1学年の生徒が鮫川村中心部の館山公園にて「森林学習」を行いました。この催しは、県の「県立学校における森林環境学習推進事業」として行われるもので、鮫川村の自然や産業についてより深く理解・体験することを目的に実施しているものです。
 今回の講師は、大豆の栽培でもお世話になっている鮫川村在住の鈴木寛重さんです。鈴木さんは林業や村の歴史についても造詣が深い方で、今回も「なぜまっすぐに伸びた杉林が多く広がっているのか分かりますか?」と問いかけてくださったり、「丸いどんぐりがクヌギ、細長いほうはナラのですよ」など、実物を見たり取ったりしながら説明をしてくださったりと、生徒の理解に合わせたお話をしてくださいました。生徒たちも林の中を歩きながら、「(シラカバをみて)あの白い木は何というのですか」などと質問しながら、森林に対する理解を深めていました。
 「森林学習」の終わりに鈴木さんは、「いつか家族や友達を鮫川に連れてきたとき、豊かな森や自然があることを、今度は君たち自身が教えてあげてほしい」という言葉を生徒に投げかけてくださいました。1年生諸君には鈴木さんの言葉を胸に、今後の学習に励んで欲しいと思います。
 お忙しい中、講師をお勤め頂きました鈴木寛重さんに、改めて御礼申し上げます。

 なお、鮫川校のウェブサイトでは、村の「豊かな森や自然」の一端を折に触れて紹介しております。今後も季節の移ろいや行事に合わせて紹介していきたいと思いますので、引き続きご覧いただければ幸いです。

 講義を受ける生徒たち。奥の巨木はサクラ。         

 クヌギのどんぐりが落ちていました。
 館山公園山頂にて。江戸時代の名が彫られた社が鎮座。   

 「手まめ館」にて解散。