News & Topics 鮫川校の活動

にっこり 防災避難訓練を実施しました

 9月12日(水)、今年度2回目の防災避難訓練が行われました。今回は、起震車への乗車並びに煙のトンネルの通過体験を通して、大規模な地震や火災の煙から身を守る方法について学びました。

 訓練は「地震により1階家庭科室より出火した」という想定で、グラウンドへ避難することから始まりました。講評では棚倉消防署鮫川分署の方から「避難の際、廊下の曲がり角などは転びやすく、二次災害につながりかねないため、十分注意してほしい」旨指導を受けました。

 避難完了。消防署の方から、講評をいただいています。

 

 避難訓練に引き続き、起震車による地震体験を行いました。関東大震災クラスの揺れを体験した生徒たちは、固定されたテーブルの脚に必死にしがみつきながら、「まず低く、頭を守り、動かない」のシェイクアウトの3ステップを確実に実践していました。以下は生徒の声です。

 「実際に強い揺れを体験したことで、いざという時にも対応することができるようになったと思う。揺れは激しかったが、なんとか体は守れたと思う」

  こちらが起震車。震度7の揺れを体験しています。

 

 その後、人工的に発生させた煙(無害)のトンネルの中を通過する訓練に臨みました。生徒たちからは、「体を上げると何も見えない。しゃがめばまだ見えるけど、歩きづらい」という言葉が異口同音に漏れていました。

 煙の中を避難する方法について、消防署の方より説明を受けています。

  左が地面から1mの高さの見え方。右が地面近くの見え方です。

 声を掛け合って、脱出に成功しました。

 

 最近、台風や地震等、各地で災害が続発しています。いざという時に身を守る、または被害を軽くできるように、鮫川校ではさまざまな訓練を行っています。生徒たちには「災害はいつかは起こるもの」「災害は自分自身にもおこりうるもの」という意識を強く持ち、「いざという時」に行動できるようになってほしいと思います。

 ご多忙の中、ご指導いただきました鮫川分署の皆様を始めとする消防各署の皆様方に、この場をお借りして改めて御礼申し上げます。