News & Topics 鮫川校の活動

2019年3月の記事一覧

晴れ 離任式が行われました

 平成30年度を締めくくる3月29日(金)、離任式が行われ、5名の先生方が鮫川校を後にしました。
 分校長が各先生方の在校期間や転出先を紹介した後、離任される先生方お一人お一人からご挨拶をいただきました。
 最後は在校生とここ数年の間に鮫川校を卒業した「元生徒」が花道を作り、転出される先生方を見送りました。

 鮫川校のような小さな学校で、一度に5名の先生方が転出するというのは、おそらく珍しいことであろうと思います。
 来週からは職員室の雰囲気も多少変わってくると思いますが、これまで受け継がれてきた「丁寧で個々人を大切にする指導」については、新しいスタッフとともに継続して取り組んでいきたいと思います。

 5名の先生方、鮫川校の発展のためにご尽力いただき、誠にありがとうございました。

 

鉛筆 「さめがわの誓い」を立てました

  3月20日(水)、第3学期の終業式が行われました。校長先生の話に引き続き、生徒指導主事の進行のもと、各自が「さめがわの誓い」を立て、仲間と見せ合いました。

 「さめがわの誓い」とは、

 さ 最悪の事態を避ける

 め 迷惑をかけない

 が 我慢する

 わ わかり合う

ために自分にできることを考え、仲間に宣言するもので、生徒はそれをカードに記入し、ポケットティッシュに入れて長期休業中持ち歩きます。これまでも各終業式の折りに立ててきたため、生徒達は戸惑うことなく作業に取り組んでいました。

 各自が「誓い」を守り、良い春休みとしてくれることを心から願っています。

 

にっこり 合格発表

 3月14日(木)の正午、Ⅰ期およびⅡ期選抜の合格発表が行われました。

 合格者の受験番号が正面玄関に張り出されると、あちらこちらから歓声があがりました。中には保護者の方と抱き合って喜びを分かち合う姿も見られました。合格者は「発表まで不安でしたが、合格してうれしいです」「入学後はたくさん友達をつくって、3年間がんばりたいです」と語ってくれました。

 4月から始まる高校生活が、すべての合格者にとって夢と希望に満ちあふれたものとなることを、そしてすべての合格者が意欲に満ちた一歩を踏み出してくれることを願ってやみません。

にっこり 震災から8年目の鮫川校

 東日本大震災から8年目を迎えた3月11日(月)、鮫川校の生徒たちは大雨にも負けず元気に登校し、各活動に積極的に取り組みました。

 第二学年の生徒たちは、これまで培ってきた調理技術をいかし、「家庭総合」の時間に栄養バランスを考えたお弁当作りに取り組みました。 

 

 

 また第一学年の生徒たちは、一年間「総合的な学習の時間」の中で取り組んだ大豆栽培・加工体験学習の一環として、ゆでてつぶした大豆を具にした餃子づくりに挑戦しました。一年生にとっては高校生活最初の調理実習となりましたが、先輩や教員の助けもあり、時間内に調理、片付けすることができました。実習に臨んだ生徒からは、「うまく(餃子を)包めた」、「大豆の味がわかる」など、さまざまな声が聞かれました。

 

 

 6校時終了後には東日本大震災追悼行事が行われ、地震が起きた時刻に皆で黙祷を捧げました。当時小学生だった生徒たちは、分校長から震災直後の話を聞き、自らのこれまでの歩みを振り返ったり、これからの生き方について思いを巡らしたりしました。

 

 

お知らせ バドミントン部がフレッシュグランプリに出場しました

 3月9日(土)~10日(日)、郡山市総合体育館において高等学校フレッシュグランプリ大会バドミントン競技が行われ、鮫川校からは男子チームが団体戦と個人戦に出場しました。

 団体戦では1回戦で福島商業高校と対戦し、ダブルス2試合、シングルス1試合を戦いました。結果は0-3の敗退でしたが、2年生2名と1年生3名はこれまでの練習の成果を十分に発揮しました。

 間もなく新1年生が入学してきます。「先輩」たちには、技術の向上とともに、人としての成長を期待したいと思います。

 

晴れ 卒業証書授与式が執り行われました

 前日までの寒さも和らぎ、穏やかな日和となった3月1日の午後、平成30年度の卒業証書授与式が鮫川校の体育館で挙行され、卒業生21名一人一人に安田修久校長から卒業証書が手渡されました。

 校長式辞、来賓祝辞に続き、生徒会長が
 「先輩方からは鮫校生としての誇りを強く感じ取っていました。私たちはその思いをしっかりと受け継いで、よりよい鮫川校にしていきたいと思います」
と送辞を述べました。

 それに対し前生徒会長が
 「鮫川校の先生方との会話は、学校へ来る楽しみの一つでした。厳しく諭してくださる場面もありましたが、時間をかけてゆっくりと、私たちの成長を見守っていてくださったからこそ、私たちは、一歩ずつ前に進むことができました」
 「保護者の皆さん、私たちを今まで支えてくださり誠にありがとうございます。これからは一人前の大人として、家族を支えられるように頑張っていきたいと思います」
と答辞を述べました。

 式の最後には、全校生で「絆」と校歌を歌い、3年生を見送りました。 

 21名の卒業生の皆さん、保護者の皆さん、そして3年間彼らに伴走した担任の先生、本日は誠におめでとうございます。

 卒業生の前途に幸多からんことを心からお祈りいたします。