News & Topics 鮫川校の活動

2017年10月の記事一覧

にっこり 認知症サポーター養成講座を実施しました

10月11日(水)の5、6校時、鮫川村地域包括支援センターの方々を講師に、3年生を対象とした「認知症サポーター養成講座」が開催されました。
 講座の前半では、認知症の主な症状や認知症の方との関わりで大切なことを学んだり、状況に合わせてどんな声掛けをすればよいのかをグループで話し合ったりしながら認知症への理解を深めました。後半には、おもりやゴーグルなどを身につけ、高齢者の方々の動きにくさ、物の見にくさなどを疑似体験しました。生徒からは「体が思うように動かない」「腰が曲がっていると疲れる」など驚きの声が次々にあがりました。
 養成講座を受講し終えた生徒からは、「優しい声がけをするなど、認知症の方を安心させながら見守っていきたい」といった感想が数多く寄せられました。

 

 

にっこり 林業見学会に参加しました

 10月11日(水)、1、2年生は「林業現場見学会」に参加しました。
 この見学会は、林業の現状についての理解を深めることを目的に福島県県南農林事務所が実施しているもので、鮫川校は昨年に引き続いての参加となりました。
 午前中は、鮫川村の本郷林業様の作業現場を見学させていただきました。伐倒(ばっとう)作業の現場では、倒れた木の重みで地面が揺れるたび、生徒たちは驚きの声を上げていました。今回は見学だけではなく、グラップルという材木を運ぶ重機の操縦も体験させていただきました。以下は体験者の声です。

「自分のような素人にも重機を動かすことができることにびっくりした」(2年)
「作業担当の方は、自分の手足のように自在に重機を操る。技量の高さが分かった。」(教員)

  

 午後は、塙町の協和木材様の製材工場を見学させていただきました。こちらの企業では、住宅用の木材加工に加え、端材をチップに加工し、付加価値をつけて燃料として販売していらっしゃること等についても教えていただきました。

 

 林業は、本日見学させていただいた生産、加工のほかにも、運搬、販売、保全等さまざまな方々のかかわりのうえに成り立っています。生徒の中には今回の見学会を経て「進路を考える上で一つの参考になった」(1年)という感想を抱いた者もいました。今回の体験を、これからの進路や社会とのかかわり方を考える手がかりとしてくれればと、願うばかりです。今回、貴重な機会をご提供いただきました皆様方に改めて感謝申し上げます。

にっこり 新生徒会発足、そして初仕事

 10月6日(金)、今日は第2学期中間考査の最終日。「先生、私の日本史、もう〇つけましたか?」「何点でしたか?」などなど、皆結果に興味津々の様子でした。

 考査の後には、新生徒会役員の認証式が行われました。分校長より7名の新役員に認証状が手渡され、平成29年度後期及び平成30年度前期の生徒会執行部が正式に発足しました。

 

 認証式に引き続き、後期生徒総会が開催されました。新生徒会執行部にとっては、これが正式な初仕事となります。審議の結果、鮫川校生徒会の業務、会計はともに承認されました。

 

 10月25日には村の老人会の皆様のご協力の下、ゲートボール大会をさぎり荘にて、30日には芸術鑑賞会(落語)を鮫川校の体育館において開催予定です。鮫川校は、今後も鮫川村の皆様のお力をお借りしながら、積極的に活動してまいります。

教員も学びあっています

 第2学期中間考査の中日に、二つの校内研修が行われました。午前中には「学習指導要領の改訂をふまえた授業の構想と実践」と題して、鮫川校の「アクティブラーナー育成委員会」の委員長である国語科教諭を講師に、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた研修を行いました。昼食を挟んだ午後には、分校長を講師に、学級集団アセスメントQ-Uを用いた学級集団理解と生徒支援に関する研修を行いました。
 今回実施した二つの研修は密接な関係を持つものであり、「主体的・対話的で深い学び」を実現する上でどちらも欠くことのできないものです。参加した教員からも「もっと早くこれらの内容に触れたかった」との感想が寄せられました。
 鮫川校では、これからも生徒の学力向上、学校生活へのさらなる適応を目指した校内研修を行っていきます。

校舎内の雰囲気が変わってきました

 季節の移ろいとともに、校舎内の掲示物も変わってきました。どの掲示物にも、鮫川校の生徒や先生方の人柄があふれています。よろしければ、ふらりと鮫川校にお立ち寄りください。