News & Topics 鮫川校の活動

理科・実験 炎色反応実験

 5月17日(木)、化学基礎を履修している2年生が炎色反応実験に臨みました。

  担当教員の説明を受けた生徒たちは、端で見ている方がドキドキするような手つきでマッチをすりながらそれぞれの元素を含んだ物質に火をつけ、各元素が異なった色の炎を発することを確認しました。中でも銅の化合物から鮮やかな青緑色が立ち上がった際には、多くの生徒から「きれいだ~」というため息にも似た声が漏れ出ました。

 担当教員からの「これらの反応は何に利用されている?」との発問に対し、生徒はしばらく考えた後に「あ、花火だ!」と元気のいい声をあげていました。学習内容と日常生活との関連に気付いた生徒たちは、授業内容についてさらに理解を深めたようでした。

 この夏、各地の花火大会を見た生徒が、その色を発している元素にまで思いを馳せてくれれば、この実験をした甲斐があったなと密かな期待をしている担当教員でした。