News & Topics 鮫川校の活動

にっこり 本日の第一学年、こんな活動をしました

 7月18日(水)、村の方からお借りしている鮫川校の畑では、夏の日差しを浴びながら、大豆と雑草がすくすくと育っています。校舎南側の「菜団」やプランターで栽培している野菜たちも一気に巨大化し、早々の摘み取りを訴えています。そこで1年生は、野菜たちの願いを叶えるべく、収穫と草取りに汗を流しました。
 
 午後の強い日差しと高温を避け、1、2校時の時間帯に小一時間ほどかけて皆で畑の草取りを行った結果、後には大人の膝丈まで伸びた大豆たちが凛と立ち並ぶ、青々とした光景が広がりました。今後は「中耕培土」という作業を行い、大豆の成長をさらに促していきます。

  

 

 畑の手入れを終えたこの日の1年生は、3校時から6校時まで進路に関する学習を行いました。今回の活動は構成的グループエンカウンターの手法を用いた「職業興味探索」というもので、予め用意された120枚の「職業カード」を「興味のある職業」「興味のない職業」「内容の分からない職業」に分けた後、「興味のある職業」のカードを自分なりの価値観や感覚でグルーピングし、四つ切りの色画用紙に貼り付けて、自分の興味の方向性をまとめ、最後に仲間に伝える、というものです。

 「これってどんな仕事ですか?」「この仕事と似たものって何がありますか?」などと教師に質問したり、仲間同士で仕事の中身について話合ったりしながら、生徒たちは自分の「興味の方向性」を色画用紙にまとめていきました。6校時目には、班の中で自分の「興味の方向性」について説明しあったり、代表生徒がクラス全員の前で自分の考えを発表したりしました。

 

 

 校内には多くの求人票が張り出されています。3年生にとってはいよいよ進路選択の時期が迫ってきました。1年生はまだ迷う余裕がありますが、2年後の自分については今から考えていくことが大切です。今回の学習や奮闘する先輩の姿などから、進路決定に向けたプロセスや意識の高め方について貪欲に学んでいってほしいと強く思います。