News & Topics 鮫川校の活動

News&Topics 鮫川校の活動

鉛筆 「さめがわの誓い」を立てました

  3月20日(水)、第3学期の終業式が行われました。校長先生の話に引き続き、生徒指導主事の進行のもと、各自が「さめがわの誓い」を立て、仲間と見せ合いました。

 「さめがわの誓い」とは、

 さ 最悪の事態を避ける

 め 迷惑をかけない

 が 我慢する

 わ わかり合う

ために自分にできることを考え、仲間に宣言するもので、生徒はそれをカードに記入し、ポケットティッシュに入れて長期休業中持ち歩きます。これまでも各終業式の折りに立ててきたため、生徒達は戸惑うことなく作業に取り組んでいました。

 各自が「誓い」を守り、良い春休みとしてくれることを心から願っています。

 

にっこり 合格発表

 3月14日(木)の正午、Ⅰ期およびⅡ期選抜の合格発表が行われました。

 合格者の受験番号が正面玄関に張り出されると、あちらこちらから歓声があがりました。中には保護者の方と抱き合って喜びを分かち合う姿も見られました。合格者は「発表まで不安でしたが、合格してうれしいです」「入学後はたくさん友達をつくって、3年間がんばりたいです」と語ってくれました。

 4月から始まる高校生活が、すべての合格者にとって夢と希望に満ちあふれたものとなることを、そしてすべての合格者が意欲に満ちた一歩を踏み出してくれることを願ってやみません。

にっこり 震災から8年目の鮫川校

 東日本大震災から8年目を迎えた3月11日(月)、鮫川校の生徒たちは大雨にも負けず元気に登校し、各活動に積極的に取り組みました。

 第二学年の生徒たちは、これまで培ってきた調理技術をいかし、「家庭総合」の時間に栄養バランスを考えたお弁当作りに取り組みました。 

 

 

 また第一学年の生徒たちは、一年間「総合的な学習の時間」の中で取り組んだ大豆栽培・加工体験学習の一環として、ゆでてつぶした大豆を具にした餃子づくりに挑戦しました。一年生にとっては高校生活最初の調理実習となりましたが、先輩や教員の助けもあり、時間内に調理、片付けすることができました。実習に臨んだ生徒からは、「うまく(餃子を)包めた」、「大豆の味がわかる」など、さまざまな声が聞かれました。

 

 

 6校時終了後には東日本大震災追悼行事が行われ、地震が起きた時刻に皆で黙祷を捧げました。当時小学生だった生徒たちは、分校長から震災直後の話を聞き、自らのこれまでの歩みを振り返ったり、これからの生き方について思いを巡らしたりしました。

 

 

お知らせ バドミントン部がフレッシュグランプリに出場しました

 3月9日(土)~10日(日)、郡山市総合体育館において高等学校フレッシュグランプリ大会バドミントン競技が行われ、鮫川校からは男子チームが団体戦と個人戦に出場しました。

 団体戦では1回戦で福島商業高校と対戦し、ダブルス2試合、シングルス1試合を戦いました。結果は0-3の敗退でしたが、2年生2名と1年生3名はこれまでの練習の成果を十分に発揮しました。

 間もなく新1年生が入学してきます。「先輩」たちには、技術の向上とともに、人としての成長を期待したいと思います。

 

晴れ 卒業証書授与式が執り行われました

 前日までの寒さも和らぎ、穏やかな日和となった3月1日の午後、平成30年度の卒業証書授与式が鮫川校の体育館で挙行され、卒業生21名一人一人に安田修久校長から卒業証書が手渡されました。

 校長式辞、来賓祝辞に続き、生徒会長が
 「先輩方からは鮫校生としての誇りを強く感じ取っていました。私たちはその思いをしっかりと受け継いで、よりよい鮫川校にしていきたいと思います」
と送辞を述べました。

 それに対し前生徒会長が
 「鮫川校の先生方との会話は、学校へ来る楽しみの一つでした。厳しく諭してくださる場面もありましたが、時間をかけてゆっくりと、私たちの成長を見守っていてくださったからこそ、私たちは、一歩ずつ前に進むことができました」
 「保護者の皆さん、私たちを今まで支えてくださり誠にありがとうございます。これからは一人前の大人として、家族を支えられるように頑張っていきたいと思います」
と答辞を述べました。

 式の最後には、全校生で「絆」と校歌を歌い、3年生を見送りました。 

 21名の卒業生の皆さん、保護者の皆さん、そして3年間彼らに伴走した担任の先生、本日は誠におめでとうございます。

 卒業生の前途に幸多からんことを心からお祈りいたします。

 

学校 卒業式予行&表彰式

 卒業式を翌日に控えた2月28日(木)、卒業式の予行が行われ、卒業証書を授与される際の礼法と式歌に関する指導が行われました。生徒達は生徒指導主事や音楽の教諭の指導の下、引き締まった表情で予行に臨みました。

 卒業式の予行に引き続き行われた表彰式では、優秀な成績を収めた生徒に同窓会長から「山峡(やまかい)賞」が、3年間無欠席だった生徒並びに顕著な活躍をした生徒に学校長から「精勤賞」や「生徒会功労賞」等が贈られました。

 このメンバーが一堂に会する姿を見ることができるのも明日が最後となります。見慣れた光景との別れはやはり寂しいものですが、明日は盛大な拍手とともに、3年生の旅立ちを見送りたいと思います。

 

 

家庭科・調理 栽培した大豆で豆菓子を作りました

 2月26日(火)、「総合的な学習の時間」の中で地元鮫川村の特産品である大豆栽培に取り組んできた1年生が、豆菓子作りに挑戦しました。
 この豆菓子作りは鮫川校の恒例行事の一つで、できあがった豆菓子は、卒業式の日に来賓の方々、保護者の方々へ配られます。
 高校入学後、本格的な調理実習をした経験がない1年生ではありましたが、各自が協力して、何とか「お土産」としてお持ち帰りいただけるレベルのお菓子を作ることができました。
 今回の経験を、今後の調理実習等に役立ててほしいものです。

お祝い 「福島議定書」で最優秀賞!!!

 このたび鮫川校は、「温暖化防止にみんなで取り組む『福島議定書』事業 (学校版)」において最優秀賞を受賞しました。

 「福島議定書」事業とは、二酸化炭素排出量の削減目標を定め、福島県知事と「福島議定書」を締結することにより、温暖化対策への取り組みを推進し、環境配慮意識の醸成を図る福島県独自の取り組みです。
 2月12日(火)に行われた表彰式には、全校生を代表して生徒会長が出席し、内堀雅雄県知事臨席の元、鈴木淳一県教育委員会教育長より賞状を授与されました。

 今回評価された活動は以下のとおりです。

 ・日頃からの節電、節水、節紙への取り組み

 ・地域と連携した環境教育(森林学習や林業見学会等)への積極的な取組

 ・全校生による村内の清掃活動

 ・フードマイレージを考慮した調理実習における地元産食材の積極的な使用 等

 報道機関の取材に対し生徒会長は、「学校全体で取り組んできたことが認められると、努力してきて良かったと改めて感じます」と話していました。

 今回の受賞を励みに、鮫川校ではこれからも地域の皆様のご協力をいただきながら、生徒・職員一丸となって温暖化対策を推進していきたいと考えています。
 

  

笑う 第2回進路ガイダンスが行われました

 

 1月28日(月)、本年度2回目となる進路ガイダンスが行われました。今回のガイダンスでは、合格・内定を勝ち取った3年生が1・2年生へ自身の進路活動の体験を話しました。
                           
 後輩たちの前で自分の体験を話すのは初めてということもあり、3年生の多くは緊張した面持ちでしたが、どの3年生も「その学校・会社を受験した決め手」「内定を得るために努力したこと」「1・2年生のうちにやっておくべきこと」などについて自分の言葉で精一杯語っていました。普段の姿とはひと味違った凛々しい先輩達の姿を目の当たりにした後輩たちからは、「会社を選ぶ上での優先順位は何でしたか?」「苦労したことは何ですか?」「面接はどんなことを聞かれましたか?」等の多くの質問が寄せられました。

 今回の進路ガイダンスは、3年生にとっては高校生活の総括、1・2年生にとっては進路活動に向けた動機付けと、双方にとって有意義な時間となりました。 

 

   

 

にっこり インターンシップ(職場体験)を行いました

 1月22~24日の三日間、第二学年の生徒17名が県南地区の各事業所様のご協力の下、インターンシップに取り組みました。

 インターンシップは、第三学年における本格的な進路活動を前に、社会性の醸成、進路意識の向上をはかることを目的に第二学年の生徒を対象に毎年行っている職場体験実習です。
 今年度のインターンシップは、地元の鮫川村や棚倉町はもとより、学校から距離のある白河市の事業所様にも協力いただいて実施しました。

 鮫川村の農産物加工・直売所でお世話になった生徒たちは、大豆加工や販売業務など、施設の運営に欠かせない業務を体験させていただきました。いつも利用している施設の、いつもは入ることのできない場所で、大豆の選別や商品の管理など、普段従事することのできない仕事を体験させていただきました。

 塙町の公共の温泉施設でお世話になった生徒は、来場されたお客様にポイントカードの説明を行ったり、温泉に案内したりする仕事を体験させていただきました。「近隣に桜の素敵な場所はないか」とお客様から尋ねられた生徒は、「棚倉町の城跡がおすすめです」と地元の名所を紹介していました。

 林業を手がける事業所では、取締役の方自ら生徒に指導をしてくださり、安全を守ることが第一の仕事であるといった心得を教えてくださいました。その言葉をを受けて、生徒は「気をつけて取り組みます」と気持ちを引き締めて作業に取り組んでいました。

 4月より第三学年となる生徒たちにとって、今回のインターンシップは、自分の進路を考える上で、これまでにない、貴重な体験になったことと思います。生徒たちには今回社会人の先輩方から教えていただいたことを糧に、来年度に迫った進路活動に真剣に取り組んでいってほしいと思います。

  今回のインターンシップは、地域の皆様方の暖かなご支援やお力添えなしには実現できませんでした。ご多忙の折、生徒たちの活動にご協力くださいました各事業所の皆様方に、この場をお借りして改めて御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

 今回のインターンシップでお世話になった事業所様は次の通りです(敬称略、順不同)。

 ○農産物加工・直売所 手・まめ・館(鮫川村)         
 ○日本精工株式会社福島工場(棚倉町)
 ○塙町振興公社 湯遊ランドはなわ(塙町)          
 ○真名畑林業有限会社(塙町)
 ○福島県文化財センター白河館 まほろん(白河市)
 ○SOI美容室(白河市)
 ○大政興業株式会社(白河市)                  
 ○丘の上保育園(白河市)
 ○千駒酒造株式会社(白河市)                  
 ○わかば保育園(白河市)
 ○イオン白河西郷店(西郷村)                  
 ○自衛隊