News&Topics 鮫川校の活動
R1 修学旅行日記3 姫路へ
伊丹空港を出発し、山陽道を姫路城へ向かいます。
高速道路も空いていて快適です。
ガイドさんが勉強になるお話をたくさん紹介してくれますが、多くの生徒が3時、4時起きのため、睡魔に襲われています。
R1 修学旅行日記2 伊丹空港到着
定刻通り、大阪伊丹空港に降り立ちました。
飛行機が滑走路に降りた瞬間、生徒から異口同音に「晴れてるう~」の声。
荷物も無事受け取ることができました。
福島空港から伊丹空港までは湖南高校の皆さんと、伊丹空港のバスターミナルでは新地高校の皆さんと一緒になりました。
R1 修学旅行日記1 出発
10月22日(火)、台風が次々とやって来る合間を縫って、鮫川校の2年生は修学旅行に出発しました。
休日にもかかわらず、早朝から鮫川校の先生方が学校と福島空港に見送りに来てくれました。
あいにくの雨ですが、生徒はみんな元気です。
関西で過ごす四日間が天候に恵まれることを心から祈ります。
体験入学について
10月18日(金)に公表されました令和2年度の募集定員を受けまして、12月23日(月)に予定されていました体験入学を中止します。
生徒会役員の立会演説会と投票を行いました
9月6日(金)、新たな生徒会役員を決める立会演説会と選挙が行われました。
今回の選挙には、1、2年生7名が会長、副会長、書記、会計に立候補しました。投票に先立って行われた立会演説会では、候補者それぞれがマニフェストに基づき自分の考えをアピールするとともに、鮫川校がこれから目指すべき姿について訴えました。「鮫川校を『通ってよかった』と思える学校にしたい」「最高の思い出が残る学校にしたい」など、表現は違っても、それぞれが鮫川校とそこに通う生徒のことを思い、自分にできる最大限のことを主張していました。
立会演説会後には、鮫川村選挙管理委員会様よりお借りした本物の投票箱と記載台を用いて投票を行いました。18歳から選挙に参加することができるようになった現在、高校在学中に投票する機会が巡ってくる生徒もいます。今回の経験が将来の選挙行動に結びついてくれることを願っています。
新たな生徒会執行部は、10月より本格的に始動します。11月には3年に一度の学校祭「山峡祭」も控えています。役員それぞれが持ち味を発揮して、鮫川校を盛り上げていってほしいと思います。併せて生徒会執行部以外の生徒にも、生徒会の活動に積極的にかかわり、鮫川校をよりよくしていってほしいと思います。
投票箱や記載台をご提供くださいました鮫川村教育委員会様に、この場をお借りして御礼申し上げます。
しらかわ地域企業展示交流会に参加してきました
9月4日(水)、1・2年生が「しらかわ地域企業展示交流会」に参加してきました。
当日は60余の企業がブースを開設し、社会の第一線で活躍されている社員の方々が、自社の製品や企業理念等について説明をしてくださいました。なめらかに加工された金属や、コンビニやスーパーでおなじみの食品のパッケージ、3Dプリンターで作り出された部品など、高い技術で作られたそれらの製品は、そのどれもが生徒たちの目を、そして心を引きつけるものばかりでした。
以下は、生徒たちの反応です。
「さまざまな企業を知ることができ、将来の選択肢が増えたと感じた」
「自分の知らない仕事が、まだまだあるのだということが分かった」
本日の経験は、生徒たちにとって、今後の進路を考える上で大きな手掛かりになっていくことと思います。
貴重な機会をご提供くださいました産業サポート白河様をはじめ、出展された企業の皆さまにこの場をお借りして改めて御礼申し上げます。
「性に関する講話」を開催しました。
夏休みを翌週に控えた7月16日(火)、郡山市医療介護病院の看護部長である宗形初枝様を講師にお迎えし、「性に関する講話」を開催しました。
宗形先生からは、妊娠に至るプロセスと望まない妊娠をした際の対応に加え、子どもが産まれることのドラマ性について熱くお話いただきました。
「赤ん坊の最初の呼吸は吸うことで、初めての呼気が泣き声だよ」
「自然死は呼気で、事故死は吸気で終わるんだよ」
「お母さんのお腹の中で亡くなる命もある。産まれるっていうこと、産まれているっていうことは、多くの人のお陰なんだよ」
等々のお話に、多くの生徒が聞き入っていました。
我々鮫川校の教職員は、常に生徒の皆さんの幸せを祈っています。
今回の講話を契機に、彼らが将来よりよい選択をし、よりよい人生を送ってくれることを願ってやみません。
「長谷川ファミリーほのぼのコンサート」を実施しました
6月17日(月)、「長谷川ファミリーほのぼのコンサート」が鮫川校の体育館を会場に開催されました。
「長谷川ファミリー」は福島市を拠点に活動している音楽家の皆さまで、これまでに1000回を超える演奏実績がある団体です。
今回のコンサートは音楽鑑賞にとどまらず、バレエの演舞を見たり、バレエの基礎を一緒に体験させていただいたりといった盛りだくさんの内容で行われました。
「うたのふるさとを訪ねて みんなで考えよう」のコーナーでは、童謡「嬉しいひな祭り」(サトウハチロー作詞)の歌詞の「間違い」を見つけることに挑戦しました。2択のクイズ形式で出題される問いに、生徒も教員も本気で挑戦していました。
コンサートの最後には、ベートーヴェン作曲「希望の歌~交響曲第九番」を皆で歌いました。曲は聞いたことはあっても、そこに歌詞(日本語)をどう当てればいいのか戸惑う生徒も複数みられましたが、最終的にはそれらの生徒も他の生徒や教員の歌声に引っ張られる形で、無事歌い終えることができました。
熱気冷めやらぬ中沸き起こった拍手を受け、アンコールでは復興支援ソングとして親しまれている「花は咲く」が演奏されました。演者と生徒、教員が気持ちを合わせてそれを歌いあげたところで、コンサートの幕は降ろされました。
普段は鳥のさえずり等自然の響きに包まれている鮫川校に、素敵な音色が響き渡った一時間となりました。
素晴らしい演奏を提供してくださいました長谷川ファミリーの皆様、今回の演奏会の開催をご支援くださいました福島県退職教職員互助会の皆様方に改めて御礼申し上げます。
「青空の集い」を実施しました
6月6日(木)、「青空の集い」を実施しました。これはバーベキューを通してクラスの仲間との親睦を深める、鮫川校の伝統行事です。毎年秋の風物詩として行われてきましたが、今年度は公開文化祭との関係で、6月の実施となりました。
この日は梅雨入り前の最後の好天に恵まれ、暑いぐらいの日和となりました。普段はスイッチ一つで火をつけている生徒たちですが、今日は炭の組み方や風向きを考え、うちわ片手に火おこしに挑みました。これはいつもの授業ではなかなかできない経験です。四苦八苦しながらも、生徒たちは班ごとに協力しあって、作業を進めていました。
生徒が手掛けるメニューもさまざまで、焼肉、焼きそばといったバーベキューの定番を楽しむ班から、焼きマシュマロやお好み焼きをつくりあげる班もありました。
明日はクリーン運動が予定されています。今日たくさん食べて力をつけ、その力を鮫川村の美化のために活かしてほしいと思います。
「未来の福島県知事選挙」を実施しました
5月29日(水)、「選挙制度体験授業 未来の福島県知事選挙」を実施しました。これは福島県選挙管理委員会が主催している行事で、18歳から有権者となる高校生が選挙のしくみを体験的に学ぶとともに、自分の一票の重さとその活かし方について学ぶために実施されるものです。
今回は、鮫川村選挙管理委員会と県南地方振興局の職員の方を講師にお迎えし、「未来の福島県知事選挙」に立候補した大学生3名の模擬政見放送を見て投票する、ということを体験しました。投票後には実際に行われている手順で開票作業も体験しました。
生徒たちからは、「18歳になったら自分も投票に行ってみようと思いました」「A候補者の、病院の検査を無料にするクーポン券を配布する政策はよいと思いました」「候補者の方々が、ゆっくり、ていねいに話してくれて、福島のことをいろいろ考えていると感じました」などの感想が聞かれました。
今年の夏には参議院議員選挙が予定されています。その時期には鮫川校の3年生も複数の生徒が有権者となります。生徒たちには、自分とこの社会がより良い結果を迎えられるような選択をしていってほしいと切に願います。
ご多忙の折、鮫川校の生徒のためにご指導いただきました県南地方振興局の伊藤様、鮫川村総務課の鈴木様、村越様に改めて御礼申し上げます。
いじめ防止講話を行いました
5月15日(水)、医療創生大学(旧いわき明星大学)心理相談センター特任准教授の増山晃大先生を講師にお迎えし、「いじめ防止講話」を行いました。増山先生は「いじめを未然に防ぐために心の悩みを楽にする」という考えのもと、「自分ってなんだろう」「他の人との上手な付き合い方」をテーマにお話をしてくださいました。
今回の講話を通して、生徒たちは自分の心について、さまざまな気づきを得ることができたようです。「ジョハリの窓」の演習では、ほかの生徒に自分の特徴を指摘してもらうことで、自分が思っている自分と、他人が思っている自分との間にはズレがあることに気づくことができました。生徒たちからは「友だちは皆、自分では思っていないところ(性質)に〇をつけていた」「自分には見えないものが他人には見えていることがわかりました」などの感想が寄せられました。
また増山先生は「他人へのフィードバック=反応を返すことに意識を払ったほうがよい」というアドバイスをしてくださいました。良い反応を返せば自分にも良い反応が返ってきます。このアドバイスについて生徒たちからは「これから友だちと接するときなどには、友達のいいところを見つけてあげようと思いました」などの感想が聞かれました。
今回の増山先生の講義から、人間関係でのつまずきを少なくし、自分がよりよく生きるためには、周囲との関係をうまく調整していくことが重要であることがわかりました。生徒諸君には、今日学んだ「自分を知り、より適切なフィードバックを行う」ことを、今後の学校生活や進路活動に生かしてほしいと思います。
ご多忙の折、ご講話いただきました増山先生に、この場をお借りして改めて御礼申し上げます。
スマホ・ケータイ安全教室を開催しました
5月8日(水)のLHRの時間、KDDI東北総支社管理部のマネージャーである岡田雅光様を講師に迎え、「スマホ・ケータイ安全教室」を開催しました。
岡田様は3つのアニメーションを用いながら、インターネット上に情報を掲載する危険性について丁寧に説明してくださいました。
1つ目のアニメーションでは、インターネット上への書き込みがもたらす様々な危険性について学びました。軽い気持ちで書き込んだことが大きな問題につながってしまうことがあること、何気ない書き込みや投稿がそれを閲覧した人々によって意図したものとは違う方向に使われてしまうことがあること、そして便利なスマホがいじめを生み出す道具にもなってしまうこと等、そのどれもが生徒にとってショッキングな内容でした。
2つ目のアニメーションでは、ちょっとしたつまずき、失敗による傷つき体験がゲーム依存につながってしまう例について学びました。自分の感情をコントロールすることができなくなってしまう事例は、生徒はもとより教員にとっても衝撃的なものでした。
3つ目のアニメーションでは、インターネット上の書き込みの信憑性と、直接会ったことのない人とやりとりをすることの危険性について学びました。このアニメーションを通じて、GPS機能には自分たちの想像を遙かに超えた「陰」の部分があることを学ぶことができたことは、今後のスマホの不適切な使用を防ぐ上で非常に有益でした。
今回のお話を聴いた生徒たちからは、以下のような感想が寄せられました。
「自分はよくゲームをするので、ネット依存にならないように時間を守ってプレイしたい」
「困ったっことがあったら、大人や相談窓口に電話しようと思った」
「ネットは便利、簡単だからこそ気をつけて利用しなければならないと強く思いました」
「ネットによるいじめにあった時、スクリーンショットで証拠を残すようにしました。これからもスマホを上手に、安全に使いたいと思います」
岡田先生も強調されていましたが、生徒たちには自分もトラブルに巻き込まれる危険性があることを十分に認識してほしいと思います。そして、スマホに支配されるのではなく、有効に使いこなせるようになってほしいと思います。
ご多忙の折、講義の時間を割いてくださいました岡田先生に、この場をお借りして改めて御礼申し上げます。
選手壮行会と生徒総会が行われました
4月26日(金)の午後、高校総体の県南地区予選に出場するバドミントン部、卓球部の選手を応援する壮行会が行われ、生徒会長が励ましの言葉を述べました。その後、各部のキャプテンが大会に臨む決意や目標を述べました。
左から 励ましの言葉を述べる生徒会長、バドミントン部、卓球部の選手たち。
壮行会後には前期の生徒総会が行われ、各部活動の予算案や活動計画が承認されました。今回は生徒会執行部が丁寧に準備を進めたこと、議長が会の円滑な運営に努めたことにより、フロアから質問や要望等は出されませんでした。
多くの3年生にとっては、今回の大会が高校生活最後の公式戦となります。これまでの練習の成果を十分に発揮し、悔いの残らない試合をしてきてくれることを、心から祈っています。
選手自身も校歌斉唱。
授業参観並びにPTA総会が行われました
4月25日(木)の午後、授業参観とPTA総会並びに学級懇談会が行われました。
授業参観では、1年生が国語総合、2年生が世界史A、3年生が体育の授業をそれぞれ公開しました。多くの保護者の方々が都合をつけて駆けつけてくださり、子どもたちの学習活動を見てくださいました。上級生は普段と変わらずリラックスした雰囲気で授業に臨んでいましたが、1年生はかなり緊張した面持ちで授業に参加していました。
PTA総会では、30年度の事業報告や決算報告、31年度の事業計画や予算案並びに新役員について審議が行われ、それぞれ承認されました。
総会終了後には、長年PTA役員をお務めいただいた前会長、前副会長に、新会長並びに校長より表彰状が手渡されました。
学級懇談会では、今年一年の学級経営の方針や行事予定等について、担任から説明がありました。
お忙しい中、授業参観並びにPTA総会に足をお運びいただきました保護者の皆様方に、この場をお借りして御礼申し上げますとともに、今後のPTA活動へのお力添えを心よりお願い申し上げます。
左から 1年生の国語総合、2年生の世界史、3年生の体育の授業風景
左から 総会全景、校長の挨拶、事務局からの説明
左から前PTA会長への表彰状授与、同副会長への表彰状授与、学級懇談の様子(3年生)
ようやく春がやってきました
やっと桜が咲きました。
桜の花にはやはり青空が似合いますね。
それぞれが描く生徒達の未来も、花開いてくれることを願う、春の一日です。
1年生が村内を散策しました
4月17日(水)の「総合的な探究の時間」に、1年生が村内を散策しました。今年の1年生のほとんどは村外出身者であるため、自分が通う高校の周りには何があるのか、どのような環境の中で自分たちは日々勉強していくことになるのかについて、早いうちに学ばせたいと考え、このタイミングで「散策」を実施しました。
学校を出発するまでは同級生との関係もまだまだ堅い感じでしたが、散策中には笑顔で話したりふざけ合ったりする姿も見られるようになりました。「地域について知る」ために実施した散策でしたが、どうやら「互いについて知る」ことにも寄与したようです。
「総合的な探究の時間」を通し、地域に関する学び、他者に対する学び、他者との関係性を構築することに対する学びが深まるよう、彼らを継続的に支援していきたいと思います。
対面式が行われました
4月10日(水)、対面式と部活動紹介が行われました。
対面式では最初に生徒会長より歓迎の言葉が述べられました。続いて新入生の代表が2、3年生に対し、「先輩方の教えを受け、勉学・部活動に励み、一日も早く学校生活に慣れるよう努めて参ります」と挨拶をしました。2、3年生からは、生徒会役員の紹介に引き続き、各部の活動内容の紹介がありました。式の最後には、2、3年生が元気な声で1年生に校歌を披露しました。
新入生が1日も早く新たな環境に馴染むことができるよう、2、3年生には様々なサポートを積極的に行ってくれることを期待します。
入学式が執り行われました
穏やかな青空が広がった4月9日(火)の午後、平成31年度の入学式が鮫川校の体育館で挙行されました。
学級担任による呼名に引き続き、郷清隆校長より15名の入学が許可されました。
校長式辞、来賓祝辞の後、新入生の代表が「本校の学則を守り、勉学に部活動に全力を尽くし、自己の確立に向けて三年間日々精進することを誓います」と誓いの言葉を述べました。
入学式終了後には高校生活最初のLHRが教室で行われ、明日からの生活を円滑に送るための様々な情報が学級担任、副担任より提供されました。
新入生が一日も早く鮫川校での生活に慣れ、勉強に部活動に励んでくれることを心から祈っています。
着任式と始業式が行われました
入学式を翌日に控えた4月8日(月)、着任式が行われ、新たに転入された5名の先生方が前任校のことや鮫川校の印象等についてお話されました。
着任式に続いて行われた始業式では、新しく着任された郷清隆校長先生から、「元気に挨拶をしよう」「自分がされて嫌なことは人にしない」「努力をしよう」という3つについてお話がありました。
フロアに整列する生徒は2、3年生だけであったため、若干の寂しさは禁じ得ませんでしたが、どの生徒も「先輩」としての風格すら感じるようなしっかりした態度で先生方のお話を聞くことができました。
明日は入学式のため2、3年生の多くは休業日となりますが、受付や接待、放送等の係になっている生徒は休日返上で新入生のために働いてくれます。新入生のためにも、力を貸してくれる上級生のためにも、明日の入学式が素敵な時間となってくれることを願ってやみません。
離任式が行われました
平成30年度を締めくくる3月29日(金)、離任式が行われ、5名の先生方が鮫川校を後にしました。
分校長が各先生方の在校期間や転出先を紹介した後、離任される先生方お一人お一人からご挨拶をいただきました。
最後は在校生とここ数年の間に鮫川校を卒業した「元生徒」が花道を作り、転出される先生方を見送りました。
鮫川校のような小さな学校で、一度に5名の先生方が転出するというのは、おそらく珍しいことであろうと思います。
来週からは職員室の雰囲気も多少変わってくると思いますが、これまで受け継がれてきた「丁寧で個々人を大切にする指導」については、新しいスタッフとともに継続して取り組んでいきたいと思います。
5名の先生方、鮫川校の発展のためにご尽力いただき、誠にありがとうございました。