News&Topics 鮫川校の活動
「さめがわの誓い」を立てました
3月20日(水)、第3学期の終業式が行われました。校長先生の話に引き続き、生徒指導主事の進行のもと、各自が「さめがわの誓い」を立て、仲間と見せ合いました。
「さめがわの誓い」とは、
さ 最悪の事態を避ける
め 迷惑をかけない
が 我慢する
わ わかり合う
ために自分にできることを考え、仲間に宣言するもので、生徒はそれをカードに記入し、ポケットティッシュに入れて長期休業中持ち歩きます。これまでも各終業式の折りに立ててきたため、生徒達は戸惑うことなく作業に取り組んでいました。
各自が「誓い」を守り、良い春休みとしてくれることを心から願っています。
合格発表
3月14日(木)の正午、Ⅰ期およびⅡ期選抜の合格発表が行われました。
合格者の受験番号が正面玄関に張り出されると、あちらこちらから歓声があがりました。中には保護者の方と抱き合って喜びを分かち合う姿も見られました。合格者は「発表まで不安でしたが、合格してうれしいです」「入学後はたくさん友達をつくって、3年間がんばりたいです」と語ってくれました。
4月から始まる高校生活が、すべての合格者にとって夢と希望に満ちあふれたものとなることを、そしてすべての合格者が意欲に満ちた一歩を踏み出してくれることを願ってやみません。
震災から8年目の鮫川校
東日本大震災から8年目を迎えた3月11日(月)、鮫川校の生徒たちは大雨にも負けず元気に登校し、各活動に積極的に取り組みました。
第二学年の生徒たちは、これまで培ってきた調理技術をいかし、「家庭総合」の時間に栄養バランスを考えたお弁当作りに取り組みました。
また第一学年の生徒たちは、一年間「総合的な学習の時間」の中で取り組んだ大豆栽培・加工体験学習の一環として、ゆでてつぶした大豆を具にした餃子づくりに挑戦しました。一年生にとっては高校生活最初の調理実習となりましたが、先輩や教員の助けもあり、時間内に調理、片付けすることができました。実習に臨んだ生徒からは、「うまく(餃子を)包めた」、「大豆の味がわかる」など、さまざまな声が聞かれました。
6校時終了後には東日本大震災追悼行事が行われ、地震が起きた時刻に皆で黙祷を捧げました。当時小学生だった生徒たちは、分校長から震災直後の話を聞き、自らのこれまでの歩みを振り返ったり、これからの生き方について思いを巡らしたりしました。
バドミントン部がフレッシュグランプリに出場しました
3月9日(土)~10日(日)、郡山市総合体育館において高等学校フレッシュグランプリ大会バドミントン競技が行われ、鮫川校からは男子チームが団体戦と個人戦に出場しました。
団体戦では1回戦で福島商業高校と対戦し、ダブルス2試合、シングルス1試合を戦いました。結果は0-3の敗退でしたが、2年生2名と1年生3名はこれまでの練習の成果を十分に発揮しました。
間もなく新1年生が入学してきます。「先輩」たちには、技術の向上とともに、人としての成長を期待したいと思います。
卒業証書授与式が執り行われました
前日までの寒さも和らぎ、穏やかな日和となった3月1日の午後、平成30年度の卒業証書授与式が鮫川校の体育館で挙行され、卒業生21名一人一人に安田修久校長から卒業証書が手渡されました。
校長式辞、来賓祝辞に続き、生徒会長が
「先輩方からは鮫校生としての誇りを強く感じ取っていました。私たちはその思いをしっかりと受け継いで、よりよい鮫川校にしていきたいと思います」
と送辞を述べました。
それに対し前生徒会長が
「鮫川校の先生方との会話は、学校へ来る楽しみの一つでした。厳しく諭してくださる場面もありましたが、時間をかけてゆっくりと、私たちの成長を見守っていてくださったからこそ、私たちは、一歩ずつ前に進むことができました」
「保護者の皆さん、私たちを今まで支えてくださり誠にありがとうございます。これからは一人前の大人として、家族を支えられるように頑張っていきたいと思います」
と答辞を述べました。
式の最後には、全校生で「絆」と校歌を歌い、3年生を見送りました。
21名の卒業生の皆さん、保護者の皆さん、そして3年間彼らに伴走した担任の先生、本日は誠におめでとうございます。
卒業生の前途に幸多からんことを心からお祈りいたします。
卒業式予行&表彰式
卒業式を翌日に控えた2月28日(木)、卒業式の予行が行われ、卒業証書を授与される際の礼法と式歌に関する指導が行われました。生徒達は生徒指導主事や音楽の教諭の指導の下、引き締まった表情で予行に臨みました。
卒業式の予行に引き続き行われた表彰式では、優秀な成績を収めた生徒に同窓会長から「山峡(やまかい)賞」が、3年間無欠席だった生徒並びに顕著な活躍をした生徒に学校長から「精勤賞」や「生徒会功労賞」等が贈られました。
このメンバーが一堂に会する姿を見ることができるのも明日が最後となります。見慣れた光景との別れはやはり寂しいものですが、明日は盛大な拍手とともに、3年生の旅立ちを見送りたいと思います。
栽培した大豆で豆菓子を作りました
2月26日(火)、「総合的な学習の時間」の中で地元鮫川村の特産品である大豆栽培に取り組んできた1年生が、豆菓子作りに挑戦しました。
この豆菓子作りは鮫川校の恒例行事の一つで、できあがった豆菓子は、卒業式の日に来賓の方々、保護者の方々へ配られます。
高校入学後、本格的な調理実習をした経験がない1年生ではありましたが、各自が協力して、何とか「お土産」としてお持ち帰りいただけるレベルのお菓子を作ることができました。
今回の経験を、今後の調理実習等に役立ててほしいものです。
「福島議定書」で最優秀賞!!!
このたび鮫川校は、「温暖化防止にみんなで取り組む『福島議定書』事業 (学校版)」において最優秀賞を受賞しました。
「福島議定書」事業とは、二酸化炭素排出量の削減目標を定め、福島県知事と「福島議定書」を締結することにより、温暖化対策への取り組みを推進し、環境配慮意識の醸成を図る福島県独自の取り組みです。
2月12日(火)に行われた表彰式には、全校生を代表して生徒会長が出席し、内堀雅雄県知事臨席の元、鈴木淳一県教育委員会教育長より賞状を授与されました。
今回評価された活動は以下のとおりです。
・日頃からの節電、節水、節紙への取り組み
・地域と連携した環境教育(森林学習や林業見学会等)への積極的な取組
・全校生による村内の清掃活動
・フードマイレージを考慮した調理実習における地元産食材の積極的な使用 等
報道機関の取材に対し生徒会長は、「学校全体で取り組んできたことが認められると、努力してきて良かったと改めて感じます」と話していました。
今回の受賞を励みに、鮫川校ではこれからも地域の皆様のご協力をいただきながら、生徒・職員一丸となって温暖化対策を推進していきたいと考えています。
第2回進路ガイダンスが行われました
1月28日(月)、本年度2回目となる進路ガイダンスが行われました。今回のガイダンスでは、合格・内定を勝ち取った3年生が1・2年生へ自身の進路活動の体験を話しました。
後輩たちの前で自分の体験を話すのは初めてということもあり、3年生の多くは緊張した面持ちでしたが、どの3年生も「その学校・会社を受験した決め手」「内定を得るために努力したこと」「1・2年生のうちにやっておくべきこと」などについて自分の言葉で精一杯語っていました。普段の姿とはひと味違った凛々しい先輩達の姿を目の当たりにした後輩たちからは、「会社を選ぶ上での優先順位は何でしたか?」「苦労したことは何ですか?」「面接はどんなことを聞かれましたか?」等の多くの質問が寄せられました。
今回の進路ガイダンスは、3年生にとっては高校生活の総括、1・2年生にとっては進路活動に向けた動機付けと、双方にとって有意義な時間となりました。
インターンシップ(職場体験)を行いました
1月22~24日の三日間、第二学年の生徒17名が県南地区の各事業所様のご協力の下、インターンシップに取り組みました。
インターンシップは、第三学年における本格的な進路活動を前に、社会性の醸成、進路意識の向上をはかることを目的に第二学年の生徒を対象に毎年行っている職場体験実習です。
今年度のインターンシップは、地元の鮫川村や棚倉町はもとより、学校から距離のある白河市の事業所様にも協力いただいて実施しました。
鮫川村の農産物加工・直売所でお世話になった生徒たちは、大豆加工や販売業務など、施設の運営に欠かせない業務を体験させていただきました。いつも利用している施設の、いつもは入ることのできない場所で、大豆の選別や商品の管理など、普段従事することのできない仕事を体験させていただきました。
塙町の公共の温泉施設でお世話になった生徒は、来場されたお客様にポイントカードの説明を行ったり、温泉に案内したりする仕事を体験させていただきました。「近隣に桜の素敵な場所はないか」とお客様から尋ねられた生徒は、「棚倉町の城跡がおすすめです」と地元の名所を紹介していました。
林業を手がける事業所では、取締役の方自ら生徒に指導をしてくださり、安全を守ることが第一の仕事であるといった心得を教えてくださいました。その言葉をを受けて、生徒は「気をつけて取り組みます」と気持ちを引き締めて作業に取り組んでいました。
4月より第三学年となる生徒たちにとって、今回のインターンシップは、自分の進路を考える上で、これまでにない、貴重な体験になったことと思います。生徒たちには今回社会人の先輩方から教えていただいたことを糧に、来年度に迫った進路活動に真剣に取り組んでいってほしいと思います。
今回のインターンシップは、地域の皆様方の暖かなご支援やお力添えなしには実現できませんでした。ご多忙の折、生徒たちの活動にご協力くださいました各事業所の皆様方に、この場をお借りして改めて御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
今回のインターンシップでお世話になった事業所様は次の通りです(敬称略、順不同)。
○農産物加工・直売所 手・まめ・館(鮫川村)
○日本精工株式会社福島工場(棚倉町)
○塙町振興公社 湯遊ランドはなわ(塙町)
○真名畑林業有限会社(塙町)
○福島県文化財センター白河館 まほろん(白河市)
○SOI美容室(白河市)
○大政興業株式会社(白河市)
○丘の上保育園(白河市)
○千駒酒造株式会社(白河市)
○わかば保育園(白河市)
○イオン白河西郷店(西郷村)
○自衛隊
第2回学校保健委員会が開催されました
1月17日(木)、今年度2回目となる学校保健委員会が開催されました。学校内科医、学校歯科医、学校薬剤師、PTA役員、生徒保健委員、各学年のHR長、教員の総勢16名が出席する中、委員会では身体測定の結果や保健室の利用状況、生徒に実施した生活習慣に関するアンケート、環境衛生検査の結果などをもとに、生徒の健康や学習環境の課題と解決策について話し合いが行われました。
委員会の後半では、生徒保健委員による「ストレス」に関する発表が行われました。保健委員の生徒たちは、この日のために夏休み明けから全校生徒にアンケートを実施したり、スクールカウンセラーにインタビューしたりするなどの活動を行ってきました。生徒達はこれまでの活動の集大成として、緊張しながらも立派に発表することができました。
ご多忙の中、参加いただきました皆様に、この場をお借りして御礼を申し上げます。
新春の鮫川校
快晴です。
日陰にほんの少し雪が残っていますが、気持ちのいい青空です。
グラウンドの芝の上に寝ころびたくなります。
学校が始まる1月中旬には、このグラウンドも雪で覆われてしまうのでしょうか。
雪景色もきれいな山峡(やまかい)の鮫川校ですが、
このままの越冬も悪くないような気がしています。
だって、水道の凍結も、生徒の登下校時の怪我も心配しなくていいのですから。
薬物の危険性について学びました
12月12日(水)、栃木DARCより講師をお招きし、「薬物乱用防止教室」を実施しました。
栃木DARCでアウトリーチ部長を務めていらっしゃる講師の方は、ご自身の経験をふまえ、さまざまな情報を提供してくださるとともに、薬物に手を染めないためのアドバイスをしてくださいました。生徒たちは講師の、
・薬物を使用すると、最後は自分をコントロールできなくなってしまう
・身近な人から薬物の使用を勧められるケースが多く、その時に断れるかどうかが肝心である
・薬物依存者は、快楽のために薬物を使い続けているのではなく、現実逃避薬として使っている
といったお話に皆聴き入っていました。以下は生徒の感想です。
「薬に頼らず生きていきたいと思った」
「友達がもし(薬物の使用を)勧められていたら、助けてあげたいと思いました」
「自分は(薬物を)やってしまわないかと心配になってきた。しかし、絶対にやらない」
これらの感想から、多くの生徒が薬物の恐ろしさを感じ取っていることが読み取れました。生徒たちには今日聴いた内容を忘れずに、薬物を使用しないのはもちろんのこと、薬物をめぐる危険に巻き込まれた際には、周りに助けを求めることができるようになってほしいと強く感じました。
お忙しい中、講師を派遣してくださいました栃木DARCの皆様、貴重なお話をしてくださいました講師の方に、この場をお借りして改めて御礼申し上げます。
「情報モラル講話」を行いました
12月5日(水)、鮫川校では、スマホやオンラインゲーム等との付きあい方や、それらの持つ危険性について学ぶ「情報モラル講話」を実施しました。
講師をお務めいただいた福島県教育センターの目黒朋子先生は、生徒たちがスマホやオンラインゲームなどとうまく付き合うことができるよう、様々な事例を示したり、生徒たちに問いかけたりしながらお話しを進めてくださいました。その中でも特に、
・ネットで生じたトラブルはネットでは解決できない
・スマホやゲームは利用するものであって、利用されるものではない
・相手に自分の意思が思ったままに伝わるとは限らない
といったお話は、多くの生徒の胸に強く残ったようでした。
目黒先生のお話を聴いた生徒からは
「スマホにいつ依存してしまうかわからないので、自分の中でルールを決めて関わっていきたい」
「寝るときにはスマホをいじらず、必要があるときだけ使おうと思います」
といった感想が数多く寄せられました。
スマホは便利で身近な道具であるだけに、スマホをトラブルの元にしてしまうのではなく、便利な道具として使いこなすことができるよう、使い手である生徒自身が意識を高めてくれることを祈って止みません。
ご多忙の中、貴重なお話をいただきました目黒先生に、この場をお借りして改めて御礼申し上げます。
秋の離任式
11月30日(金)、鮫川校では季節はずれの離任式が執り行われました。
この4月より労務員として勤務いただいた方が任期満了に伴いご退職されることとなったため、ご挨拶を頂くとともに、生徒会よりお礼の色紙と花束をお送りしました。
鮫川校の労務員は、施設の管理や電話対応、文書等の収受のみならず、定期券の購入からお弁当の注文、傘の貸し出しや体調不良時の生徒のケアまで対応いただく、まさに縁の下の力持ちのような存在です。忙しい日々の中、今回退職される労務員さんには、いつも笑顔で接していただくとともに、細かなところまで気を遣っていただきました。生徒にとってはもちろん、我々教員や保護者の方々にとっても大きな支えでした。
今後は鮫川校の職員ではなくなりますが、これからも鮫川校の活動を見守っていただければと思います。短い期間ではありましたが、本当にありがとうございました。
恒例のマラソン大会を開催しました
11月22日(金)、鮫川校では秋の恒例行事である校内マラソン大会が開催されました。
鮫川校のマラソン大会は、男子が8㎞、女子が4㎞の距離で行われます。出発前、走ることに自信がある生徒は「入賞狙います!」と息巻き、運動が苦手な生徒は「先生もうだめです…」とため息をついていました。
出発。意気揚々と走り出していきます。
女子は昨年、一昨年の覇者である3年生が、他の追随を許さない走りで、見事3連覇の偉業を成し遂げました。男子は1、2フィニッシュを狙っていた2年生2名が、有言実行で目標を達成しました。 先にゴールした生徒の中には、これから学校に戻ってくる生徒のことを大声で応援したり、再びコースに戻って、学校への上り坂を並走したりする者もいました。
ゴール。最後は毎日登校している坂を一気に駆け上がります。
閉会式では入賞者(男女各10位以内)にメダルや賞状、景品が授与されました。当然ながら、彼らの表情は、いつになく誇らしげでした。
行事の開催にあたり、棚倉警察署の方々、生徒の安全にご協力いただきました地域の皆様やドライバーの皆様方に大変お世話になりました。この場をお借りして御礼申し上げます。
森林や林業のことについて学びました
11月21日(水)、この日は第一学年の生徒にとって、森林や林業について集中的に学ぶ一日となりました。
午前中は「福島県の林業再生に向けた出前講座」と題して、県南農林事務所の皆様のご協力のもと、専門家の皆様方から県内の森林の状況について教えていただきました。
この事業は、「避難指示解除区域等の林業再生に向けた普及啓発事業」の一環として林野庁が行っているもので、今回は福島県の山林における土壌の放射性物質の性質や研究の最前線について、国立研究開発法人森林研究・整備機構の篠宮佳樹様から教えていただくとともに、地域おこし協力隊員として伊達市で林業を通じた地域づくりを実践されている玉出孝行様から「山を守る」ことの大切さについて教えていただきました。
お二方からのお話の後には、玉出様によるチェーンソーを用いた「カービング」の実演がありました。ものの5分で大人の胴体ほどの丸太から立派なイスが削り出されていく姿に、生徒たちは「すごい!」「削りくずがたくさん!」「木のにおいがする!」などさまざまな声を漏らしていました。
森林に関する研究や地域づくりなどにひたむきに取り組む講師の皆様方の姿に、多くの生徒が感動を覚えたようです。普段何気なく眺めている山林や緑の山々について、さまざまな見方や考え方があること、さまざまな立場の方々が関わっていることについて、今日は改めて考えることができました。
(左から。一枚目、篠宮様が放射線の測定を実演してくださいました。二、三枚目、玉出様によるカービングの実演。四枚目、県南農林事務所や林野庁の方も加わった質疑応答。活発なやりとりが行われました。)
午後には学校から近隣の里山に場所を移し、「森林学習」と題して「大豆の先生」こと地元の農業、鈴木寛重様から、森と人とのかかわりについて教えていただきました。鈴木様からは、森は適度に人の手が入ることでより良い状態になっていくこと、山の木々が雨水をため込むことで洪水や土砂崩れを防ぐことができていること等について教えていただきました。里山を散策しながら、生徒たちは「ドングリ見つけました!」、「これはケヤキとスギの葉、どっちですか?」などと鈴木様に報告したり、質問したりしていました。
(左から。一、二枚目、鈴木様の説明を受けています。三枚目、ドングリ捜索中。四枚目、鮫川村中心部を眺める生徒。)
本日はさまざまな角度から、森林等環境保全の大切さ、人とのかかわりの大切さについて学ぶことができました。お世話になった皆様方に、改めて御礼申し上げます。
認知症サポーター養成講座を開催しました
11月21日(水)の5・6校時、鮫川村地域包括支援センターから認知症キャラバン・メイトの方々4名を講師に迎え、3年生を対象とした「認知症サポーター養成講座」を開催しました。
講座の前半では、認知症とはどういう病気なのか、認知症を患っている方にはどのように接するとよいのかなどについて勉強するとともに、76歳の認知症キャラバン・メイトの方から、高齢になったことで大変になってきたことについて改めて教えていただきました。
その後、自分が4日前に何をしていたのか、夕飯は何だったのかを思い出す認知症防止のための記憶想起トレーニングも体験しました。なかには「夕飯を誰と食べたかは覚えているけど、何を食べたかは思い出せない」という生徒もいました。
後半では、視界が悪くなるゴーグルや重りの入ったベストなどを身に着けて、高齢者の方の動きにくさ、物の見えにくさなどを疑似体験しました。
講座に参加した生徒からは、「認知症に対する意識が変わりました」「介護職に就くので今日の話を思い出しながら頑張ろうと思います」などの声が寄せられました。
講座修了後には、参加したすべての生徒に、認知症サポーターの証であるオレンジリングが配られました。
お忙しい中、講話をいただきました認知症キャラバン・メイトの講師の方々に、この場をお借りして御礼申し上げます。
仕事、お金、そして将来のことについて学習しました
11月14日(水)、ハローワーク白河の学卒ジョブサポーター、大越浩文様を講師に迎え、1・2年生を対象とした「キャリア探索プログラム」が実施されました。大越様は生徒たちにたくさんの問いを投げかけながら、また、生徒たちとの言葉のキャッチボールを大切にしながら、生徒たちの進路に対する関心を喚起してくださいました。
やりとりの一例
「仕事をする上で大事なことの一つは、コミュニケーションです。そのためには、相手に対してちゃんと反応することが大切ですよ。分かりますか」
「はい」
「1年生、まだ声が出てないなあ。もう一度やってみよう。分かりますか」
「はいっ!」
大越様は、仕事を進める上でコミュニケーションが欠かせないこと、そのためには返事をする、うなずく、あいづちを打つなどの反応が大切であること等について、体験を交えながら教えてくださいました。お話しの後半では、正社員とフリーターとでは生涯賃金に大きな差が生じること、一度離職すると、再就職が困難な場合があることなどについても説明してくださいました。
また、適切な進路探しができるようになることを目的に、「これまでの自分を振り返る」という課題にも取り組みました。「小学生のころ、何になりたかったんだっけ?」といった大越様の問いかけに応えることを通して、生徒たちは過去の自分から未来の自分を探っていました。
この時期の2年生にとって、進路選択はもう他人事ではありません。1年生にとっても、決して遠い未来の話ではありません。今回学んだことを糧に、それぞれが自らの進路を切り拓いていってほしいと思います。
ご多忙の中ご講演いただきました大越様に、この場をお借りして改めて御礼申し上げます。
晩秋の鮫川校
「小春日和を画で表すと、こんな感じ」
という晩秋の一日です。
陽の光がまぶしすぎて、ほとんどの教室ではカーテンが引かれています。
あったかすぎて、ひなたぼっこする輩も・・・。
今朝までは、雪のように枯れ葉が舞っていたのですが、
シャッターチャンスを逃してしまいました。
もう間もなく、鮫川校は冬支度です。
高校生支援セミナー
11月13日(火)、社会保険労務士の塩澤龍造様、福島民報社の渡部育夫様を講師に迎え、3年生を対象とした高校生支援セミナーが開催されました。
渡部様は、先に行われた福島県知事選挙やアメリカの中間選挙など、関連する新聞記事を用いながら、「若い世代が選挙に行くことの重要性」について丁寧にお話しくださいました。今年18歳となり、初めて選挙権を持った3年生は、渡部様のお話に熱心に耳を傾けていました。
塩澤様からは、「知っておきたい仕事の知識」と題し、採用内定後でも場合によっては内定を取り消される可能性があることや、労働契約の成立に伴う権利・義務の発生、契約に違反した場合どうなるかなど、今後社会に出る上で知っておかなければならないことについて、詳しくお話しいただきました。その後の質疑応答では、何人もの生徒から有給休暇の取得等労働条件に関する質問が多数寄せられました。来春から新社会人となる3年生にとって、今回のセミナーは大変有意義な時間となりました。
お忙しい中、ご講演いただきました塩澤様、渡部様にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。
大豆の脱粒(だつりゅう)を行いました
11月13日(火)、1年生は大豆の脱粒作業を行いました。
今回も、鮫川村在住の鈴木寛重様にご指導いただきながら、伝統的な農具を用いた手作業による脱粒を体験しました。鈴木様に加え、本日は鮫川村地域おこし協力隊の永沼ちひろさんにもご協力いただきながら作業を進めました。
10月25日(木)の刈取り以降、鮫川校の駐輪場につるされ、天日干しにされた大豆たちは、その状態もよく、すでにいくつか粒が落ち始めている状況でした(下写真10月25日)。
生徒たちは、竹竿からはずされた大豆をブルーシートの上に持ち込み、木の棒で茎ごと叩いていきます。その衝撃で大豆が「さや」からはじけ出ます。はじけ出た大豆をみんなで拾い集めます。叩くたびにおもしろいように大豆が「さや」から飛び出るので、生徒たちの歓声が止みません(下写真)。
はじけ出た大豆たちは、一度カゴに集められます。しかしこの状態では、まだ土や枯れ葉などの異物が混じっています。そこで登場するのが、鈴木様所有の「唐箕(とうみ)」です。この「唐箕(とうみ)」は、江戸時代後期の農機具として歴史の教科書にも紹介される道具です(下写真)。大豆を入れ、ハンドルを回すと風の力で大豆とそうでないものがうまく分けられていきます。生徒たちは「もっとゆっくり回すといいよ」とか「もう一回、回してみよう」といった声をかけ合いながら、選別作業を進めていきました。
大いに盛り上がった脱粒作業の後は、乾燥、選別を経て、いよいよ加工作業へと進んでいきます。小欄でもその様子をお知らせしたいと思います。
春からさまざまな形でご指導、ご支援いただいた鈴木様ですが、大豆の栽培について教えていただくのは今日が最後となります。収穫した大豆の加工や、これまで学習してきたことのまとめを通して、少しでも鈴木様にご恩返しができれば、と考えています。半年以上にわたりご指導いただきました鈴木様に、この場をお借りして改めて御礼申し上げます。
あの戦場カメラマンが鮫川校にいらっしゃいました
地域の皆様を始め、関係各方面の皆様方のご支援、ご尽力のお陰をもちまして、鮫川校は今年、創立70周年を迎えることができました。これを記念して、11月9日(金)に戦場カメラマンの渡部陽一さんを講師にお迎えした記念行事を開催しました。
渡部さんの講演に先立ち、鮫川村副村長の白坂利幸様、同窓会長の鷺野谷弘行様からお祝いの言葉を頂きました。それらの言葉を受けて、生徒会長の佐藤心治君は「伝統を引き継ぎつつ、自分たちの未来を新たに切り拓いていきます」と決意を表明していました。
講演は、テレビでおなじみの、あのゆっくりとした、とても聞き取りやすい話し方で進められました。渡部さんは講演の中で、「なぜ自分は戦場カメラマンになったのか」「戦争が起こってしまうのはなぜなのか」について、写真や映像を用いながら、身振り手振りを交えて、熱く語ってくださいました。質疑応答の中では、「戦場での危機管理はどのように行われるべきか」について、自らの体験にもとづいて話してくださいました。
一時間にわたる講演の最後に、渡部さんは生徒たちに対して、「どんどん外国に飛び出して、世界中の声を自分で聞いてほしい。それが今後の勉強や仕事、スポーツ等の支えになる。安全第一で世界に飛び出して欲しい」と語りかけてくださいました。この言葉は、この国の未来を担う生徒たちにとって、大きな指針となりました。
生徒たちも、お客様の受付などを担当しました。「うまくできるか不安です」と漏らしていた生徒も、徐々に立派な対応ができるようになっていきました。
表情豊かに、身振り手振りを交えて熱く語る渡部陽一さんの姿に、皆聴き入りました。
お礼の言葉をお伝えするとともに、花束を贈呈しました。
行事終了後にまさかの展開!渡部さんのご厚意により、全校生徒と一緒に記念撮影が行われました。破顔一笑の一枚。渡部さん、ありがとうございました。
本日の行事は、「鮫川校振興会」並びに「鮫川校同窓会」のご支援の元、開催することができました。「鮫川校振興会」は、地元鮫川村が鮫川校の教育活動を支援するために設置してくださっている後援団体です。今回の行事は、鮫川村の皆様のご支援がなければ実現しませんでした。講師の渡部陽一さんはもとより、ご臨席くださいました皆様、鮫川村の皆様に、この場をお借りして改めて御礼申し上げます。
自殺防止講話を開催しました
11月7日(水)の5、6校時、福島県精神保健福祉センターの所長でいらっしゃる畑哲信様を講師に迎え、自殺防止講話を開催しました。
5校時目には、畑先生から「人生のリスクに備える」と題して、肉体的、精神的なストレスと「うつ」についてお話しいただくとともに、自殺者の推移や性差、性差が生じる背景、国別の自殺者数、若者の死亡理由に占める自殺の割合、自殺の理由(心の病気を含む)、自殺に至る心理等についてご説明いただきました。
その中で畑先生は、「社会の中で互いに助け合うこと」が重要であること、「相談すること」によって得られるものが多いこと、普段から「相談にのること」はやっていること等について強調していらっしゃいました。
また、「相談にのる」際のポイントについて具体例を交えてお話しいただいた際には、生徒から共感の声が笑顔とともに漏れていました。
併せて相談されやすい「相談モード(好ましい聞き方、好ましくない聞き方)」についても、姿勢、態度、あいづちの視点から具体的に教えていただきました。
講義の後半では、相談を受けた際のポイントとして、「答えを出すことが正解とは限らない」こと、「解決だけが目的ではない」こと、「自分一人で抱え込まず適切な支援者につなぐことが大切である」ことについても教えていただきました。「どうしたの?」と声をかけるだけでも十分であること、気持ちを受け止めるだけで十分であることについて学んだ生徒たちからは、心なしか胸をなで下ろした空気が漂ってきました。
講義の最後に畑先生は、
「相談にのる」ことは「他者を尊重する」ことになる。
「他者を尊重する」ことは「自分を尊重する」ことにつながる。
とお話し下さいました。
生徒たちには、この言葉をずっと覚えていて欲しい、と思います。
6校時目には、臨床心理士の方々から、「好ましい聞き方」について体験を交えて教えていただきました。生徒たちは、はにかみながらも、懸命に「好ましい聞き方」について、練習をしていました。
お忙しい中、遠路鮫川までお越し下さいました畑所長様をはじめとする県精神保健福祉センターの職員の皆様、演習を進行していただきました臨床心理士の皆様方に、この場をお借りして御礼申し上げます。
鮫川村 強滝の紅葉
地元の紅葉の名所、強滝もいよいよ色づいてきました。
修学旅行日記52 解団式
新大阪駅を13時過ぎに出発した一行は、予定通り17時半過ぎに新白河駅に到着しました。
白河近郊在住者とはここでお別れです。
地元っ子たちは、バスで棚倉駅に向かいます。
3泊4日の長旅、本当にお疲れ様でした。
家に着くまでが修学旅行。
皆さん、無事に帰ってくださいよ。
遠足、第一学年はいわき市小名浜へ
2年生の修学旅行最終日にあたる10月26日(金)、1・3年生は遠足に出かけました。
1年生は、震災・津波被害からの復興状況や、大型商業施設の防災体制等について学ぶことを目的に、鮫川村に隣接するいわき市の小名浜地区へ出かけました。
小名浜港湾地区の石油備蓄タンクを通り過ぎた一行は、はじめにアクアマリンふくしまを見学しました。アクアマリンふくしまは、東北最大級の体験型水族館で、東日本大震災の折には津波により大きな被害を受けましたが、現在は震災前と変わらぬ規模で、そしていわき市沿岸部の観光の目玉として営業しています。常設の展示のほか、今回はフェネックなどの小動物の展示もあり、生徒は皆足を止めてそれらに見入っていました。
アクアマリンふくしまの後は、イオンモール小名浜を訪ねました。イオンモール小名浜は、地域の防災拠点としての機能を備えた商業施設で、津波にさらされた港湾地区の一角に今年6月に竣工した施設です。今回は特別に、ゼネラルマネージャーの鈴木様より、イオンモール小名浜の防災拠点施設としてのはたらきについてご講義いただきました。生徒は鈴木様の話に耳を傾けながら、防災の大切さについて改めて理解を深めていました。
イオンモールでの講義の後は、小名浜地域のシンボルであるマリンタワーに登りました。普段、海とは無縁の生活をしている生徒たちは、沿岸部の風景を目に焼き付けて帰路につきました。
「防災」や「地域経済の活性化」など、教科書にはよく出てくる言葉ですが、それらを実際に五感を通して学ぶことにより、生徒たちはより自分自身の課題としてとらえることができたのではないかと思います。今回の体験を今後の学びにつなげていってくれることを願っています。
ご多忙の中、我々のために貴重な時間を割いてくださいましたイオンモール小名浜の鈴木様をはじめ関係者の皆様、見学させていただきました各施設の皆様方に、この場をお借りして改めて御礼申し上げます。
修学旅行日記51 間もなくフィナーレ
3泊4日の修学旅行も間もなく終わりを迎えます。
大きく体調を崩す生徒がいなかったことが、最大のお土産です。
保護者の皆様、鮫川校のバックアップスタッフの皆さん、ご協力ありがとうございました。
引率のお二人の先生、添乗員のSさん、本当にお疲れさまでした。
そして、驚くほど友達思いで、驚くほど大人の振るまいができた生徒諸君にも、心から感謝の言葉を贈ります。
ありがとう。
月曜日から、またよろしく。
修学旅行日記50 新大阪発
新大阪始発の臨時列車のため、大荷物も問題なく棚に収納できました。
荷物の収納に限らず、この修学旅行期間中、背の高い生徒、腕力、体力に自信のある生徒が、いろんな場面で他の生徒のフォローをしてくれました。
おかげで、気持ちよく引率ができました。
一見当たり前に見えるこの光景に、スペシャルサンクスです。
京都から他校の修学旅行団が乗ってきたため、「貸切」状態は一駅区間だけでした。
修学旅行日記49 道頓堀にて
最後の自由時間。
帰りの新幹線の中でしっかりお弁当を食べるのに、生徒の皆さんは、たこ焼き屋さんへまっしぐら。
いろんなお店の、いろんな味を、仲間とシェアしながら食べました。
中にはなぜかゲームセンターに出向き、景品を山ほどゲットしてきた者も。
ちょいとお尋ねしますが、その荷物、どうなさるおつもり?
修学旅行日記48 大阪城へ
集合時間もしっかり遵守。
でも、足取りは少々おぼつかず・・・。
修学旅行日記47 最終日の朝食
みんな、疲れているはずなのに、寝坊、遅刻者0名です。
女子の食欲が少し落ちているのが心配です。
修学旅行日記46 宿舎に着きました
やっとの思いで宿舎に着きました。
ロビーで荷物の送り方の説明を受けますが、情報が頭に留まりません。
全員、ヘロヘロです。
これから部屋に入って、荷造りとお風呂。
23時消灯は難しそうです。
最終日の夜は、仲間とゲーム等で盛り上がる、気力も、体力も、時間もなさそうです。
修学旅行日記45 電車で大阪駅に向かいます
宿舎は大阪駅の近く。
オール徒歩でホテルに向かいます。
日中は暑かったため、半袖で出かけた生徒も、夕方以降の気温の低下に耐えきれず、キャラクターのブランケットを買いました。
修学旅行日記44 満喫しました
約7時間、遊び尽くしました。
満足満足です。
修学旅行日記43 クタクタです
一つの班と夕食を共にしました。
疲労のせいか、笑顔が消えています。
大豆、大豊作です
鮫川村在住の農業の名人、鈴木寛重さんの指導を仰ぎながら進めている第一学年の「大豆栽培」が、ついに収穫の時を迎えました。大きさ、形ともに立派な大豆がこぼれんばかりに実り、昨年以上の大豊作となりました。
生徒たちは鈴木さんの指導のもと、手作業で大豆を根こそぎ抜いていきます。葉が枯れた大豆は、あまり力を入れなくとも根から抜けていきます。「抜けた!」「豆がこぼれた!」等、作業の途中にはあらちこちらで歓声があがりました。
大豆の隣で栽培していたサツマイモも一緒に収穫しました。植えた時からは想像もできないような大きさに育ったサツマイモは、近々焼き芋となって生徒の胃袋へ収まる予定です。
収穫した大豆は、この後二週間ほど乾燥させます。その後粒を取り出す「脱粒」、良い粒を選ぶ「選別」などの作業を経て、豆菓子等へ姿を変えていきます。小欄ではこの後の作業の様子を引き続き紹介していきます。
大豆畑の様子。
収穫、運搬。
生徒たち、芋を掘る。そして学校へ凱旋。
大豆は竹竿につるして乾燥させます。
修学旅行日記42 初ウォーターワールド
こちらも結構な迫力でした。
修学旅行日記41 初ハリポタ
引率者1名、まだ目が回ってます。
若手2名は全く平気。
あとはよろしく頼みます。
修学旅行日記40 いざ入場
楽しんでこーい。
修学旅行日記39 ユニバ到着
まずは、記念写真。
修学旅行日記38 天保山からキャプテンライン
ある班は、海上移動でユニバへ。
気持ちよさそ~。
一緒に動けばよかった。
修学旅行日記37 ユニバ行きの電車は
スヌーピーのラッピングでした。
修学旅行日記36 お昼はやっぱり
これでしょう。
ちなみに左から、山芋、レバー、うずらの卵、しいたけ、そして、紅しょうがです。
修学旅行日記35 こんなところも通ってみました
日本一長い商店街と天満宮。そして寄席。
修学旅行日記34 班別自主研修スナップその2
各班から送られてきた写真を掲載します。
修学旅行日記33 大阪駅着
ここから14時まで、班別自主研修です。
さて、全員遅れずに、14時までにUSJに集合することができるでしょうか。
修学旅行日記32 京都駅着
これから朝のラッシュに耐えながら、新快速で大阪へ。
修学旅行日記31 京都駅へ
タクシーの運転手さんとお話ししながら、京都駅へ。
今日はUSJへ出かけるため、私服OKです。
修学旅行日記30 3日目の朝
へばっているかと思いきや
今日も元気だ、ご飯がうまい。
この後、8時に宿舎を出発し、タクシー5台に分乗して、京都駅に向かいます。